端午節の連休中、全国各地では夏の旅行シーズンの初ピークを迎えた。国家観光局への取材によると、今年の端午節の連休は近場の旅行、国外では近距離地域や離島が最も支持され、北京は最も人気のある旅行先になった。京華時報が伝えた。
国家観光局の関係者は、今年の端午節の連休は家族、学生主体で、アミューズメントパーク、レジャー旅行、水辺の旅行が人気で、ドライブや高速鉄道などで近場の旅行、国外では近距離地域や離島が支持されたと語った。統計によると、国内の主な観光客は、それぞれ順番に上海、北京、南京、杭州、厦門、昆明である。主な旅行先は北京、杭州、麗江、三亜、大理、昆明、アバ(阿壩)、厦門、デチェン(迪慶)である。
今年の端午節は西洋の父の日と二十四節気の夏至が重なり、このことが、家族愛を反映し、親孝行を兼ねた親子旅行、家族団らんファミリー旅行などが大いに好評だったと記者は説明を受けた。国家観光局の関係者は、「旅行に出かけた家族は山や川などの田園地帯や農村旅行などお年寄りから子供までみんなに適した観光スポットを選んでおり、『6月1日』国際子供の日に子供を連れて十分に遊ぶことができなかった家庭は、端午節に旅行に出かけて遊ぶことを選び、アミューズメントパークや親子パックが人気で、広州の長隆や歓楽谷(ハッピーバレー)などの観光地が大人気で大入り満員だった。高速鉄道網の普及つれて、鉄道旅行がだんだんと多くの旅行客に受け入れられてきた」と話した。
旅行サイトのモニタリングデータによると、6月10~16日の端午節期間中の汽車乗車券のニーズは前月に比べ243%増え、人気のある旅行先は北京、上海、武漢、広州、成都、杭州などだった。このほかに為替レートの低下、ビザの簡略化などの良いニュースが次々に飛び込んできたため、端午節の短い連休期間に近距離への出国が比較的多く、日本は最も人気の旅行先となった。また多くの観光客はモルディブ、バリ島など東南アジアのリゾート地をを選んでいる。さらに一部の人は端午節の短い連休に有給休暇を取り海外旅行に出かけ、フランス、イタリア、スイス、アメリカなどの比較的人気の長距離目的地を選択した。
(人民網日本語版)
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