【新華社モスクワ5月26日】ロシアのプーチン大統領は25日、ロシアは昨年、武器輸出額が155億ドルを超え、3年連続でこの水準を維持していると述べた。ロシアの現行の武器輸出の受注総額は500億ドルで安定している。
インタファクス通信によると、ロシアと外国の軍事技術協力会議が同日、モスクワで開催された。プーチン大統領は会議で、ロシアの現行の武器輸出の受注総額は500億ドルで安定し、27%のシェアで世界第2位になったと説明した。
プーチン大統領は次のように述べた。一部の国が現在、ロシアを国際武器市場から追い出そうとする企みが益々、顕著化している。ロシアは武器販売における公然とした攻撃性、競争範囲を超えた直接的な対抗に直面していると同時に、政治的手段も武器輸出の潜在的な競争要因の一つになっている。
プーチン大統領はまた、次のように指摘した。ロシアの武器方面の競争の優位性は、各種気候の地区に対応できる有効性であり、アジア、アフリカ、ラテンアメリカのロシア製武器に対する信頼性に加えて、高効率性が広く知られていることにある。プーチン大統領はまた、本国の軍事技術分野でより高い基準を確立し、新世代の武器の研究開発に取り組み、高度技術の人材育成を保障することによって、ロシアの世界の武器市場における地位を固めるように呼びかけた。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: