アメリカとキューバの国交正常化に向けた4回目の交渉が22日、アメリカの首都ワシントンで終了し、双方はいずれも進展を遂げたとしているものの、大使館の再開については合意に達しませんでした。
アメリカのジェイコブソン国務次官補はこの日、会談後の記者会見で、「2日間の会談は非常に大きな成果を挙げた。双方は『国交回復と大使館再開』という目標に大きく近づき、両国は更なるハイレベルの交渉を行う必要はない可能性がある。双方は、お互いの首都に利益代表部を設置して交渉を行うことを決めた」と述べました。
一方、キューバ外務省のビダル北米局長は「両国は今回の交渉で進展を遂げたが、大使館の再開については、今後数週間引き続き交渉していく」としました。
(中国国際放送局)
推薦記事: