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中国国防白書が世界に発したシグナル
jp.xinhuanet.com | 発表時間 15:54:33 | | 編集: 吴寒冰

 【新華社北京5月27日】中国政府が26日、『中国の軍事戦略』国防白書を発表したことを受けて、中国国防政策の透明度がさらに向上した。中国の軍事戦略を初めて専門的に記述した白書として、中国の積極的防御戦略構想の最新の発展状況を体現し、平和を熱愛し、信頼構築措置を支持する中国の誠意を表明したもので、国際社会の高い関心を浴びている。

 中国軍隊の世界進出のペースに伴い、1998年以降、中国政府は2年に1回、国防白書を対外に発表し、今年で9冊目になる。中国の国防政策の透明度は絶えず向上し、国防白書は9版連続でこのプロセスを見守り、記録してきた。2006年、中国核戦略を初公表した。2008年に、改革開放30年間における国防費の基本データの推移と中国戦略ミサイル部隊の基本使命及び中国核ミサイル部隊の任務に関する具体的な内容を初めて公開した。2013年、中国陸軍の18の集団軍の番号と陸軍機動作戦部隊の総人数を初めて公開した。

 今回、新しく発表された国防白書は約9,000字で、目がくらむような数字はないが、中国の積極的防御軍事戦略方針に焦点をあて、中国の軍隊の開放性、透明性及び自信に満ちたイメージと姿勢を世界に十分にアピールしている。

 すべての国の軍隊が戦争に備える任務を回避できないが、多くの国と同様に、中国の軍事戦略は戦争をより適切に防止し、平和を維持することを目的としている。中国が独立した自主的な平和外交政策と防御性のある国防政策を堅持する方針は変わらず、平和的発展路線を断固として歩む方針も変わらない。

 歴史の新しい起点に立ち、自発的に中国の軍事戦略の方向を世界によりはっきりと理解させることは、中国の「君子は大きく構えている」という風格を表し、中国の平和擁護に対する自信と決意も体現する。中華民族の復興を目指す偉大なる道程の実現において、中国軍隊という平和を支えるエネルギーが世界の平和のためにより大きく貢献する。

(新華網日本語)

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