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朱光耀財政部副部長、世界経済は重大な試練に直面すると述べ
jp.xinhuanet.com | 発表時間 11:32:31 | | 編集: 呉寒氷

 【新華社イスタンブール2月10日】中国の朱光耀財政部副部長は8日、訪問先で2015年の世界経済情勢は複雑に錯綜し、不安材料が依然として存在し、重大な試練に直面すると指摘したうえで、各国が協力を強化し、共同で努力し、積極的に対応するように呼びかけた。

 朱光耀副部長はイスタンブールで国際金融協会(IIF)とトルコ政府が共同で主催した国際経済シンポジウムに出席した際に、次のように述べた。国際通貨基金(IMF)は現在、2015年の世界経済の成長率予測を昨年10月の3.8%から3.5%に下方修正した。「これは世界経済が厳しい試練に直面することを表している。20カ国グループ(G20)の加盟国は協調を強化し、世界経済の安定的な復興を共同で推進しなければならない。」 

 朱光耀副部長は次のように説明した。新常態に入った中国経済は、主に3つの特徴が見られる。第一に、経済は高速度成長から中高速度の成長に移行している。第二に、経済構造の絶え間ない改善とグレードアップが進んでいる。第三に、要素駆動型からイベノーション駆動型へと転換している。中国は新常態に自発的に適応し、経済発展の質と効果の向上を中心に据え、方式転換と構造調整をより重要な位置に置き、確固とした改革の方向を定め、民生保障を強化し、 経済の持続可能な成長の実現に向けて努力する。

(新華網日本語)

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