【新華社北京2月10日】中国海関(税関)総署が8日に発表したデータによると、2015年1月、中国の貿易総額が前年同期比10.8%減の2兆900億元、うち輸出は同3.2%減の1兆2300億元、10カ月ぶりの減少となり、輸入は同19.7%減の8600億元、2009年6月以来の最低水準となった。また、貿易黒字は同87.5%増の3669億元と、過去最高を更新した。9日付中国証券報が伝えた。
業界筋は、年初の貿易の低迷から2015年の対外貿易に取り巻く内的?外的環境が依然として厳しいものであることを伺える。「対外貿易の新常態入りに伴い、中高速成長への適応と対外貿易の失速防止との関係をうまく調整し、対外貿易における新たな競争優位性を早急に育成していかなくてはならない」と指摘している。
(新華網日本語)
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