日本政府は今なお映像の内容を分析し真実性を確定中だ。日本・安倍晋三首相は25日、映像は「信憑性が高い」と述べ、菅義偉官房長官は「現時点で(湯川さんの)殺害を否定する根拠は見いだせません。」と述べている。
米国国家情報局(DNI)の高官は日本・共同通信社の記者に、米国側は映像の写真を分析し、「(写真の)真実性を疑う根拠が見いだせない」ことを認めていると語った。
後藤健二さんの母親は吹き替え者が後藤さんではなかったのではないかと疑っている。なぜなら「息子の英語はとてもすばらしく、もう少し流暢のはず」だからだ。かつて後藤さんと中東で行動を共にしていたシリア人ガイドも日本メディアに、「これは後藤さんの声ではない」と述べている。
共同通信社はまた1人の日本政府要員の話を引用し、拉致者は画像をインターネット上に投稿する前、電子メールの形で後藤さんの妻宛にもう1通送信していた。送信者のメールアドレスは後藤さんの妻が以前受け取っていた10通近いメールと同じであったと報じている。
この氏名の公開を望まない政府関係者は、米国や欧州の国家の情報機関は、この送信者のメールアドレスと「イスラム国」が以前拉致事件の中で使用していたメールアドレスとはいくつかの共通の特徴があると述べている。
(新華網日本語)
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