中国国務院の李克強総理は11月20日から23日にかけてマレーシアの首都クアラルンプールで東アジア指導者のシリーズ会議に出席し、またマレーシアを公式訪問した。
11月21日から22日にかけて、李克強総理はマレーシアのクアラルンプールで開催された第18回中国・ASEAN(10+1)首脳会議、第18回ASEAN・中日韓(10+3)首脳会議及び第10回東アジアサミット(EAS)に出席した。
国務院の李克強総理は20日、マレーシアのクアラルンプールに出発し、東アジア協力指導者のシリーズ会議に出席し、マレーシアを正式に訪問する。これは年内に我が国が周辺国との調整を行う重大な外交行動であり、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の関係を推進し、東アジア協力に助力し、中国・マレーシアの全面的な戦略的パートナーシップを深化するために重要な意義を持つ。
中国側はASEAN諸国と共に、発展に焦点をあて、一致協力して難関を切り抜け、互いに見張り合い助け合って、地域の平和と安定、発展と繁栄の新たな前途を共に開拓できるよう望んでいる
国務院の李克強総理は現地時間の11月23日午前、クアラルンプールの宿泊先のホテルで中国マレーシア経済ハイ レベル・フォーラムに出席し、また『中国とマレーシアの協力が新たな段階に入るよう推進させよう』と題する基調演説を行った。マレーシアのザビド副首相が同伴して出席した。
中国とマレーシアは23日、クアラルンプールで共同声明を発表した。共同声明は南中国海問題について次のように述べている。
第18回中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議、第18回ASEAN・中日韓(10+3)首脳会議、第10回東アジアサミットに出席し、マレーシア公式訪問を円満に終えた後…
ASEANのレ・ルオン・ミン事務局長は22日、中国メディアのインタビューで、「中国はASEAN共同体の重要なパートナーの一国であり、中国はASEAN共同体の設立を強く支持し、ASEAN一体化プロセスの全面的な実現に積極的に取り組んでいる」と述べました。
11月21日から22日にかけて、李克強総理はマレーシアのクアラルンプールで開催された第18回中国・ASEAN(10+1)首脳会議、第18回ASEAN・中日韓(10+3)首脳会議及び第10回東アジアサミット(EAS)に出席した。
中国国務院の李克強総理は現地時間22日午前、クアラルンプール国際会議センターで第10回東アジアサミットに出席した。
1974年5月31日に、マレーシアは中国と外交関係を樹立、最初に中国と外交関係を樹立したASEAN加盟国となった。 2011年、中国マレーシア二国間貿易額は900億米ドルに達し、マレーシアは連続四年目に中国がASEAN加盟国における最大の貿易パートナーになり、中国もマレーシアの最大の貿易パートナー。
東南アジア諸国連合(ASEAN)・中日韓(10+3)首脳会議とは、東南アジア諸国連合(ASEAN)10か国(ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジア)指導者が中国、日本、韓国という3カ国の指導者と行う会議だ。会議はASEANが成立した30周年の1997年に発足したのだ。
東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国(「10+1」)首脳会議とは、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国(ブルネイ 、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール 、タイ、ベトナム 、ラオス 、ミャンマー、 カンボジア)の指導者と 中国の指導者が行う会議だ。
東アジアサミット(East Asia Summit 、EAS)は「10+8」サミットとも呼ばれ、東南アジア諸国連合(ASEAN)と中国、日本、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、ロシアという8カ国との年度首脳会議メカニズムであり、ASEANと対話国との多くの協力メカニズムの一つであり、ASEAN輪番議長国による主催と主宰の会議である。