12日、玉渓市易門県十街郷で確認されたゾウの群れ。(小型無人機から、昆明=新華社配信)
【新華社昆明6月14日】中国雲南省で北上を続けている野生のアジアゾウの群れは12日午後5時半(日本時間同6時半)現在、同省玉渓市易門県十街郷の狭い範囲で移動を続けている。群れから外れて7日目となった1頭は11日午後5時40分現在、安寧市から南へ6・15キロ移動し、群れから14・3キロ離れた普寧区に入ったことが確認されている。現在、ゾウの安全は確保されており、人的被害の報告もない。安全警備活動を担当する同省対策本部が明らかにした。