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伝統のちまき作りで農村振興を後押し 浙江省杭州市

新華社 | 2021-06-12 13:23:36 | 編集: 陳辰

8日、ライブ配信で特産の灰湯粽を紹介し、知名度拡大を図るボランティア。(杭州=新華社記者/徐昱)

   【新華社杭州6月12日】中国の伝統的な節句、端午節(旧暦5月5日、今年は6月14日)を目前に控え、浙江省杭州市富陽区湖源郷窈口(ようこう)村の住民が粽(ちまき)作りに精を出し始めた。地元の伝統的な美食として300年以上の歴史がある「灰湯粽」は、清潔な稲わらを燃やして灰にし、ろ過した灰汁(あく)にもち米を浸した後、葉に包んで成形する。わらの灰汁はアルカリ性のため、適度の防腐効果があり保存に適している。

   同村はここ数年、灰湯粽の販路を拡大するとともに、関連の特色ある体験プログラムを立ち上げた。観光客に粽作り体験を通して端午節の雰囲気をたっぷり味わってもらい、地域の特色産業を発展させ、農村振興を後押ししている。

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