19日、全線でのレール敷設作業完了を祝う現場作業員。(青島=新華社記者/李紫恒)
【新華社青島5月21日】中国山東省青島市の地下鉄1号線の工事現場で19日、最後のレール敷設作業が完了し、全線が1本のレールで結ばれた。
同線は青島西海岸新区と同市中心部を結ぶ重要な幹線。全線が開通すると、膠州(こうしゅう)湾をわずか6分で通過し、既存の地下鉄路線と真のネットワーク輸送が実現する。
1号線の全長は60キロ、うち海底トンネル部は8・1キロで、海面からの最大深度は88メートル。年内には南部区間で乗客を乗せずに試運転を行う見込み。北部区間21・9キロは2020年末に開通している。