17日、研究成果を発表する中国科学院高能物理学研究所の曹臻(そう・しん)研究員。(北京=新華社記者/金立旺)
【新華社北京5月19日】高エネルギー物理学を研究する中国科学院高能物理学研究所は17日、国家重大科学技術インフラ「高標高地宇宙線観測ステーション(LHAASO)」が1・4ペタ電子ボルト(1400兆電子ボルト)のガンマ線を観測したと明らかにした。観測史上最も高いエネルギーのガンマ線であり、これにより宇宙線の謎のさらなる解明が期待される。
研究成果は、科学誌「ネイチャー」に17日付で掲載された。