15日、三峡ダムの上流に位置する湖北省宜昌市秭帰(しき)県木魚島公園で水位調節後に現れた水位変動域。(小型無人機から、宜昌=新華社配信/鄭家裕)
【新華社宜昌5月19日】間もなく訪れる中国長江の増水期に備え、長江三峡集団は計画に基づいて三峡ダムの水位引き下げ作業を進めている。
三峡ダムの最高水位は175メートルで、有効貯水容量は221億5千万立方メートル。毎年増水期の終わり頃に水をため、渇水期から翌年の増水期前まで徐々に水位を引き下げて容量を空け、水害防止や発電、利水補給、水上輸送などにおいて総合的な効果を最大化している。