【新華社南昌1月16日】中国送電大手、国家電網傘下の江西省電力によると、2020年末時点で、江西省の新エネルギーによる発電設備容量が1366万キロワットに達した。うち、風力発電が510万キロワット、太陽光発電が776万キロワット、バイオマス発電が80万キロワット、発電設備容量全体に占める新エネの割合は31%となり、水力発電の15%を上回った。
20年の新エネによる発電量は165億キロワット時、うち、風力が71億キロワット時、太陽光が62億キロワット時、バイオマスが32億キロワット時。風力・太陽光による発電で、標準炭換算381万1400トン分の資源消費を節約し、二酸化炭素排出量950万1800トン分を削減した。
同省はエネルギーに乏しいが、新エネ用送電網整備への投資を増やし、送電網稼働方式を改良したほか、送電網のピークシフトを十分に活かし、新エネによる発電を優先させ、エネルギーの利用効率を促すことで、良好な経済・社会効果をあげている。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。