【新華社南昌4月25日】中国江蘇省南昌市高新区(ハイテク産業開発区)にある五星白鶴保護小区の責任者、周海燕(しゅう・かいえん)さんは作業員がトラックから種レンコンを降ろしている様子を携帯電話で撮影した。これらの種レンコンは急いで植え付けられ、今年の冬に鄱陽(はよう)湖で越冬するソデグロヅルの食糧となる。
同小区は、ピーク期には千羽のソデグロヅルが飛来することから、「人とソデグロヅルとの距離が最も近い場所」とも呼ばれている。最近観測されたソデグロヅルとの距離は、わずか数十メートルだった。
周さんは「今年は湖北省と安徽省から、甘くて食感の良い良質の種レンコンを買い付けた」と述べ、同小区では今年、種レンコン350トンを投入し、ソデグロヅルに安定した餌場を提供するため、既存のハス田を1050ムー(70ヘクタール)まで拡大する計画だと説明した。(記者/陳毓珊)
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。