【新華社ウルムチ4月23日】中国新疆ウイグル自治区コルガス公路口岸(通関地)では、農産物・副産品を運ぶトラックは迅速で円滑な通関手続きを受けることができ、全国各地から運ばれたミカンやリンゴ、キュウリ、トマトなどは出国当日にカザフスタンで販売される。
コルガス税関によると、近年は中央アジア市場で果物や野菜の需要が増え続けており、中国国内の多くの物流企業はチャンスと見てコルガスに拠点を構え、陝西省、広西チワン族自治区、甘粛省、新疆ウイグル自治区などの青果を同口岸に集めてカザフスタンやキルギスタンなどに向け輸出している。
コルガス口岸では今年第1四半期(1~3月)、青果の輸出量が計1万9600トン、取引額が1億7100万元(1元=約15円)に達し、新疆ウイグル自治区内各口岸からの総輸出量の59・2%を占めた。(記者/孫少雄)
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