【新華社天津10月15日】中国天津市で開催中の第5回中国天津国際ヘリコプター博覧会で、エアバスA320型胴体システム総組立、無人ヘリAV500販売などの航空プロジェクト6件について、一斉に契約式が行われ、博覧会の主催地、天津港保税区に入ることになった。
航空産業は天津浜海新区傘下の天津港保税区の基幹産業。今や同新区は、製造、メンテナンス・修理、物流、サービスなど4分野の航空産業チェーンを形成、航空プロジェクト計60件を続々と誘致、中国の重要な航空産業拠点になっている。
天津港保税区の関係者によると、今回契約を結んだエアバスA320型機胴体システム総組立プロジェクトは今後、西飛国際航空製造(天津)有限公司の、エアバスA320NEO型機胴体の11-14部分と15-19部分のシステム取付にセット作業を行うほか、エアバスの天津総組立工場にセットサービスを提供する。
AV500は中国航空工業集団公司の小型無人ヘリ。武漢航空工業無人機服務公司は、航空工業からAV500を10機購入し、環境モニタリング、捜索・救援、農業・林業防護、パイプライン巡回、地質調査などに投入する予定だ。
今回契約されたプロジェクトは大型機下請け生産、一般航空運営、航空金融、航空メンテナンス・修理など多くの分野に及び、天津港保税区の航空産業プロジェクトの集積を加速させ、航空産業の業態を充実させ、航空産業のレベルアップを促すとみられる。
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