14日、博覧会で展示されたアイスクリームのコーン。(天津=新華社記者/栗雅婷)
【新華社天津10月16日】第22回中国アイスクリーム・冷凍食品産業博覧会が14〜16日、天津で開催された。国内外のアイスクリームメーカー400社以上が参加し、中国市場開拓に焦点を当てた。
博覧会には3万人以上の専門バイヤーが来場し、商品の買い付けや提携の交渉を行った。また海外のアイスクリームメーカーや専門サプライヤー約40社が、最新の製品と国際市場情報を持ち寄った。
同博覧会の展示面積は4万2千平方メートルで、アイスクリーム・冷凍食品専用機械設備館、アイスクリーム・冷凍食品原料補助材料館、アイスクリーム・冷凍食品ブランド館、高級アイスクリーム・原料機械館、中央ホールVIP展示エリアという五つのテーマ館を設けているほか、複数の企業が新製品発表エリアを設置している。
中国焙烤(ベーキング)食品糖製品工業協会の張九魁(ちょう・きゅうかい)理事長は「中国のアイスクリームと冷凍食品市場の見通しは明るく、大きな潜在力がある。経済の発展に伴い、人々の消費観念も変わりつつある。アイスクリームはまさに消費市場の新たな成長点で、特に若者が主な消費層になっている」と語った。
今回の博覧会は中国アイスクリーム産業イノベーション製品選考発表会や中国冷凍飲料業界ハイレベルフォーラム・業界年会、イタリアのアイスクリーム手作りマスターズコンテスト、国内外市場および製品マッチング商談会、交歓会などのイベントを開催する計画だ。(記者/栗雅婷・張宇琪)