【新華社蘭州10月12日】このほど中国甘粛省敦煌市で開催された2019年ユネスコ世界ジオパーク年次総会から、中国の国家地質公園への年間訪問者数が延べ5億人を超え、現地の科学普及が中国の地質学的景勝地としての新たなホットスポットになりつつあることが分かった。
国家林業草原局自然保護地管理司の柳源(りゅう・げん)巡視員は会議で、世界ジオパークという「金看板」を掲げるには、地質観光の優位性を活かし、現地の科学普及を重視することがカギになるとの見解を示した。
同巡視員は、「現在、中国の国家地質公園はいずれも博物館や自然文化資源展示館を備えており、これは中国の重要な自然教育現場となり、年間訪問者数は延べ5億人を超えている」と紹介した。
中国は、現時点で国家地質公園219カ所を正式に命名し、国家地質公園資格を51カ所に付与するとともに、省級地質公園300カ所余りを認可し、地質遺跡を含む地質公園の建設および開発システムを形成している。中国も世界ジオパーク創設国の一つで、世界ジオパークは39カ所あり、世界1位にランクされている。
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