2018年9月20日に撮影した黒竜江省黒河市墾区竜鎮農場第3管理区で、収穫機を使い大豆を収穫する農家。(黒河=新華社配信/陸文祥)
【新華社北京2月25日】中国農業農村部はこのほど、「2019年栽培業活動要点」を発表し、大豆振興計画を実施し、大豆補助を引き上げ、通年で大豆と搾油作物の栽培面積を500万ムー(約33万ヘクタール)以上に拡大するよう求めた。上海証券報が伝えた。
商品情報会社・卓創資訊のアナリスト、張瑾節(ちょう・きんせつ)氏は「大豆栽培面積を500万ムーに拡大すれば、収穫量は推計60万~70万トンに達する。大豆栽培に対する政策の支援の幅が大きく、補助金額が高ければ、大豆栽培面積は1千万ムー(約67万ヘクタール)以上に拡大することも考えられる」と述べた。
農業農村部党組メンバーの呉宏耀(ご・こうよう)氏は「大豆振興計画は主に、技術や構造、政策の面から支援を提供するものだ。この計画の将来の注力点には、大豆栽培面積の穏やかな回復、科学研究を通じた良質で高収量の大豆品種の育成加速、大豆生産経営の組織化のレベルの向上などが含まれる」と語った。
張氏は「大豆先物価格の動きは今後しばらく、生産者と加工企業への補助政策の具体的な金額の大きさに左右される。補助の幅が小さければ、市場の大きな値下がり要因にはならない」と述べた。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事