【新華社北京９月２８日】中国商務部の高峰（こう・ほう）報道官は２７日の定例記者会見で、米国の覇権主義、最大限に圧力を掛けるやり方が中国を恐れさせることは決してなく、中国経済を崩壊させることも決してないとし、中国はそれどころか、この挑戦を発展の原動力に変え、中国経済の構造転換・高度化、質の高い発展をさらに推進していくと述べた。
高報道官は、米国が情勢をはっきりと認識し、中国の決意と自信、能力を見くびらないことを望むとし、国際関係の基本的ルールに従い、相互の尊重と対等な協議で、中米間の経済貿易摩擦を適切に解決することこそ、中米両国と世界経済の健全で安定した発展を守る正しい選択だと指摘した。
「われわれは中米経済貿易摩擦が適切に解决されることを望むと同時に、起こり得る各種の事態に対応する準備もできている」。高報道官は、自らの発展の権益を守るという中国側の決意は決して変わらず、対外開放の断固たる拡大の歩みも止まることはないとし、中国は自らの発展のテンポに従って、改革開放措置を適切な時期に打ち出し、中国経済のさらに質の高い発展の推進を続けると述べた。
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