26日、イスラエル・テルアビブのベン・グリオン国際空港に到着した四川航空の成都-テルアビブ直通便の初便。(テルアビブ=新華社記者/郭昱)
【新華社エルサレム9月28日】中国四川省成都市に本社を置く四川航空は26日、成都-テルアビブ線を就航させた。中国中西部地区では初のイスラエル直行便となる。
四川航空の李明(り・めい)董事(取締役)は同日にテルアビブのベン・グリオン空港で行われた就航記念式典で、中国とイスラエル両国の交流増進に向けた効率的かつ利便性の高い空の交通手段を確立できたことを誇りに思うと語り、同路線の就航が中国中西部地区とイスラエルとの直行便の空白を埋めたと述べた。
藍天銘(Amir Lati)駐成都イスラエル総領事は、中国の「一帯一路」構想の進展により、中国中西部地区とイスラエルの協力が絶えず深まり、潜在力も高まったと指摘。同路線の就航で両地域は迅速かつ円滑に結ばれることになり、中国とイスラエル両国がこの恩恵に預かるとの考えを示した。
四川航空は、同路線でエアバスA330を導入し、当面は水曜と日曜の週2便運航となっている。