【新華社貴陽8月9日】2018ギター文化産業発展大会とプロジェクト集中契約式が8日、中国貴州省遵義市正安県の吉他(ギター)文化広場で行われ、広東省の広州市や深圳市、カナダなど国内外の企業20社以上が同県と契約を結んだ。契約式ではギターや関連製品を製造する企業による24件のプロジェクトが締結され、投資総額は8億4千万元(1元=約16円)に達した。
同県はここ数年、ギター文化産業に立脚し、独特のブランドを重点に育成、正安の知名度と影響力を効果的に高めてきた。正安ギター文化産業パークに進出したギターメーカーはこれまで54社に及び、1万3千人以上の雇用を創出した。
同県で昨年1年間に生産されたギターは506万本。今年は600万本、60億元の生産額を見込む。ギターは米国やブラジルなど世界30余りの国や地域に輸出されている。
ギター文化の育成についても県は力を入れている。独自のギター文化の育成に重点的に取り組み、ギターに関わる人材を育成、ギター文化の定着を目指す。正安・国際ギター文化産業パークは現在、貴州省第4次文化産業モデル基地に指定されており、同県のギター産業とギター文化は同時に発展している。
正安県党委員会の鄧兆桃書記は、今後も集約化とエコ化、高品質化を同時に推進する「三化同歩」と、ギター工業やギター文化、ギター観光の「三位一体」を発展方針として堅持し、正安を「中国ギターの里」「世界のギターの故郷」「世界の音楽の街」にするべく努力していく考えを示した。
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