【新華社モスクワ8月8日】ロシア外務省は7日声明を発表し、イランとの経済貿易協力を国家レベルで維持すると表明した。
声明は、ロシアはイラン核合意の維持と履行に全力を尽くし、国家レベルの措置を講じてイランとの経済貿易協力を維持、さらに他のイラン核合意参加国とともにイランとの経済貿易協力を強化、推進する方策を検討するとした。
声明はまた、ロシアは国連安全保障理事会の手続きを経ない単独のいかなる制裁にも反対すると表明。イラン核合意以降、国際原子力機関(IAEA)が規定に基づき同国の核関連施設で複数回の全面的な査察を実施、イランの合意履行が証明され、核合意の有効性が確認されたとした。ロシアは核合意が安定した生命力を有し、関係各国はどのような問題も克服することが可能だと信じていると強調した。
米ホワイトハウスは6日声明を発表し、7日にイランに対する金融、貴金属、鉱物資源、自動車など、一連の非エネルギー分野での制裁を再発動すると表明した。
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