【新華社北京7月19日】中国の習近平国家主席は19日、カンボジアのシハモニ国王と祝電を交換し、両国の国交樹立60周年を祝った。
習主席は祝電で次のように指摘した。60年の間に、両国人民は共に困難を乗り越え、互いに支援し、相手方の核心的な利益について一貫して互いに支持し合い、助け合い、厚い友情を築いてきた。平和共存5原則を基礎に樹立された中国とカンボジアの友好関係は歳月の試練と国際環境のめまぐるしい変化を通じて、ますます根が深く伸び、葉が茂っている。われわれは、新しい時代の条件下、両国関係がまた新たな長足の発展を遂げ、シハモニ国王と私の相互訪問を実現し、双方の政治的相互信頼を不断に強化し、「一帯一路」構想における協力で目覚ましい成果を収め、中国とカンボジアの全面的戦略パートナーシップの内容が絶えず充実し、両国の人民に実質的な利益をもたらし、地域ひいては世界の平和と発展のために積極的に貢献しているのを見てうれしく感じる。
シハモニ国王は祝電で次のように述べた。カンボジアと中国の友好は時の試練に耐え、すでに全面的戦略パートナーシップに引き上げられた。カンボジアが「一つの中国」政策を断固として守り通し、中国はカンボジアが国情に合った発展の道を選ぶのを全力で支持している。双方は肩を並べて協力し、両国の利益を守るだけでなく、地域ひいては世界の平和、安定、繁栄に多大な貢献をしてきた。世界第2の経済体として、中国は世界的にますます重要な役割を果たしており、カンボジアを含む世界各国に実際的な利益をもたらしている。
また、李克強国務院総理は同日、カンボジアのフン・セン首相と祝電を交換した。 李総理は祝電で次のように述べた。中国はカンボジアが国情に合った発展の道を歩むことを断固として支持し、両国の全面的戦略パートナーシップを新たな段階に推進していく。
フン・セン首相は祝電で次のように述べた。カンボジアと中国の国交樹立60年に関する記念活動が両国の兄弟のような友好を増進し、両国の全面的戦略協力を強化するものと確信している。
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