【新華社南寧7月19日】中国広西チワン族自治区環境保護庁の17日の記者会見によると、上半期、広西の都市部の大気優良日数は88・0%を占めた。広西は年度目標達成圧力が大きく、多様な措置で深刻な大気環境問題の解決に取り組む方針だ。
自治区環境保護庁の担当者によると、広西の都市部大気優良率の年度目標値は90・3%。通年の汚染日数を35・5日以下に抑えるべきだが、上半期の汚染日数はすでに21・6日に達した。広西都市部のPM2・5(微小粒子状物質)の平均濃度の年度目標値は37マイクログラム/立方メートルだが、上半期の平均濃度は41マイクログラム/立方メートル。このままだと、広西の年度目標達成はかなり大きな圧力に直面することになる。
自治区環境保護庁によると、次から広西はPM2・5の濃度を主要指標とし、工業、ディーゼルトラック、粉塵、茎やわら焼却などの大気汚染源を主要管理対象にして着実に深刻な大気環境問題を解決する計画だ。
現在、広西都市環境大気質自動測定ネットワークが一応構築されている。広西の14の地方クラス都市と75の県(市)の都市部には大気自動測定所があり、計161カ所に上る。地域的に汚染日が出現する2~3日前に各市に警報を出すことができ、各市が事前に予防措置を講じることができる。
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