【新華社北京7月17日】中国労働・社会保障科学研究院がこのほど発表した「中国家事サービス業発展報告書(2018年)」によると、ここ数年、中国の家事サービス業は全般的に良好な成長を維持し、産業規模も引き続き拡大し、連続で20%の成長率を維持しているという。
報告書では、ここ2年、中国の家事サービス業に関連する政策が頻繁に発表され、家事サービス業の規範化、職業化の形成が顕著に現われ、家事サービス従業者の技能が大幅に向上しており、2016年の従業者数は2500万人を超え、全国就業者数の3・3%を占めていると説明、家事サービスの分野も絶えず広まり、専門化の水準がますます高まり、ますます細分化してきたという。
市民の生活レベル向上につれ、ますます多くの家庭で社会的家事サービスを利用する条件が整い、大きな需要を生み出す家事サービス業は、当分の間、中国経済と就業の新しい成長スポットとなるだろう。報告書では、中国の家事サービス業の需要が2025年には5千万人までに増加すると予測。
報告書はまた、次のように指摘している。「インターネット+」とフランチャイズ経営を代表とする新しい経営モデルが近年続出し、家事サービス業に大きな影響をもたらした。養老介護と出産介護などの家事サービス業は持続的に発展し、中国の高齢化の加速と全面的な二人っ子政策の実施により、今後も高成長を維持するだろう。
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