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河北省臨西県で中国足技拳法「潭腿」の全国大会
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-07-17 11:09:31 | 新華社 | 編集: 王珊寧

 【新華社石家荘7月17日】中国河北省邢台市臨西県で14、15両日、第2回全国潭腿伝統武術選手権が開催された。黒龍江省や新疆ウイグル自治区、吉林省、北京市など12の省(自治区・市)から潭腿継承者と愛好家31団体、500人余りが参加した。

 中国武術は古くから「南拳北腿」(長江を境に南部では手や腕を多く使う拳法が、北部では足を多く使う拳法が盛ん)といわれる。「北腿」とは「潭腿」を指す。潭腿は唐代末期から宋代初期に臨西県尖塚鎮竜潭村の竜潭寺で創設された。長期の修練と継承の中で、本家の「正宗潭腿」、中国国内のイスラム教徒に広まった「教門潭腿」、少林寺で独自の発展を遂げた「少林潭腿」の3大流派に分かれた。2009年には河北省の無形文化遺産に指定された。

 潭腿は足を主に使う拳法の一種で、30種類余りの足技、50種類余りの武器技がある。主な足技には、蹴る、まくり上げる、掃く、つつく、弾くなどの型があり、「以簡克繁」(簡潔をもって繁雑を制す)、「以逸待労」(逸をもって労を待つ)、「变换無形」(変化に決まった形がない)というスタイルを持つ。

 

 北京竜潭武術社の潭腿愛好家 林志鵬さん

 26歳から潭腿を練習しています。もう10年になります。潭腿発祥地の臨西に来ることができ本当にうれしいです。他の選手と技を磨き合うことで大きな収穫を得ることができました。潭腿が大いに広まり、後世に伝わっていくことを願います。(記者/張碩)

 

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