【新華社貴陽５月２６日】中国旅遊研究院と旅行サイトの馬蜂窩旅遊網は２４日、中国貴州省で「自由行（個人手配旅行）ビッグデータ共同実験室」を設立した。貴州省のビッグデータと観光産業が融合した重大プロジェクトが正式に始動した。
同実験室は、中国旅遊研究院の専門的な研究能力と馬蜂窩旅遊網の世界観光データ収集分析能力を合わせ、個人手配旅行市場を専門的に研究する全国初の機関。
馬蜂窩旅遊網の共同創設者である陳罡ＣＥＯによると、実験室は貴州省を拠点とし、全国の旅行者の行為、意思決定、取引、産業マクロの各データを収集する。知的産物を中心とした一連の産業研究成果と観光ビッグデータ製品を構成し、観光産業の計画や管理、観光企業の運営や発展、各観光消費者の旅行体験のためにサービスを提供するという。
同実験室は発表会で「錦繍西南―中国省域自由行ビッグデータシリーズ報告の西南地区」を公表した。雲南省、貴州省、四川省、重慶市、チベット自治区の観光市場の現状と発展動向を分析したもので、データによると、２０１７年は貴州省観光の人気が前年比２５３％増となり、西南地区の観光地の中でトップとなった。
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