【新華社平壌5月25日】朝鮮は25日、トランプ米大統領がこのほど朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)氏との会談取り消しを発表したことについて、トランプ氏の決定は朝鮮半島と世界の平和と安定を望む国際社会の願いに反するが、朝鮮はいつ、いかなる形でも米国と共に問題を解決する席に着く意向があると表明した。
朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省の金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官は、世界の注目を集めた歴史的な朝米首脳会談の準備作業はすでに詰めの段階に入っており、数十年の長きにわたる米国との敵視と不信の関係を終わらせ、朝米関係を改善する朝鮮の積極的な努力は国内外から賛同と支持を得ていると指摘した上で、 次のように述べた。
現在の事態は朝米の敵対関係の現状の深刻さを証明するもので、双方は至急関係改善を促す首脳会談を行うことが必要だ。米国が突然一方的に会談を中止したことは、朝鮮にとって予想外であり、遺憾に思う。
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