【新華社北京5月15日】中国はこのほど、一連の開放拡大措置が次々と実施され、新時代の中国が対外開放の基本国策を貫き、国の門戸を開放し建設を行う強固な決意を示した。
中国マクロ経済研究院対外経済研究所総合研究室の楊長湧副主任と新興経済体研究室の李大偉副主任はインタビューで、対外開放のさらなる拡大は、新時代における中国経済の質の高い発展、近代化経済システムの構築をする上での必然的選択で、経済のグローバル化を促し、人類運命共同体の構築を推進する効果的な行動でもあると述べた。
改革開放40年来、外資系企業は中国国民経済の重要な構成部分となった。楊長湧氏は、中国経済が高度成長段階から質の高い発展段階へと転換する大きな背景の中、外資利用を引き続き拡大、外資導入の質と効率を高め、グローバル資源をよりよく利用、供給側の構造改革を推進し、再イノベーションの導入、消化、吸収と自主イノベーションを結びつけ、世界の科学技術進歩に合わせ、経済の質の高い発展を実現しなければならないとの見解を示した。
輸入拡大は世界が中国の発展チャンスを享受する主なルートの一つである。李大偉氏は、中国が巨大な経済規模、優れた市場環境を生かし、積極的に輸入を増やし、世界各国の特色と優勢性を持つ産業に巨大な市場を提供することで、グローバル経済の持続可能な発展のためにより大きな貢献が可能であると語った。
李大偉氏はまた、輸出から見ると、中国企業は比較的優勢性を生かし、輸出製品の技術レベルと品質を大幅に高め、越境(クロスボーダー)電子商取引など貿易新業態を積極的に発展させ、輸出入市場の多元化を絶えず推進し、優れた中国ブランドを作り上げると同時に、各国消費者の福祉を効果的に向上し、互恵ウインウインを実現すると述べた。
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