【新華社香港４月３０日】「人民の周恩来総理ーー周恩来生誕１２０周年（香港）大型記念展覧会」のプレスカンファレンスが２７日、香港で行なわれた。主催者側は、この展覧会は５月８日から１１日まで香港コンベンション・アンド・エキシビジョンセンターで開催され、周恩来総理の歴史写真５００枚以上とゆかりの品１１９点を展示すると発表した。
２０１８年は、中国人民解放軍創設の中心人物の一人であり、中華人民共和国開国の元勲でもある周恩来総理の生誕１２０周年に当たる。周総理を記念し、周総理の真の姿を香港市民に紹介するため、紫荊雑誌社、香港僑界社団聯会、淮安市党委員会宣伝部が今回の展覧会を共同主催する。
中国人民政治協商会議常務委員、香港僑界社団聯会会長である余国春氏はプレスカンファレンスで、展覧会の具体的な内容を発表。発表によると、今回の大型展覧会で展示される写真は、周総理の「学問への志、革命の歩み、建国の偉業、晩年の歳月、永存する気風」の５つのテーマに分かれている。写真のほかに、展示物６７セット、合わせて１１９点の貴重な品々を展示することを明らかにした。その中には、周総理の直筆の手紙や着用していた衣服なども含まれており、来場者はこれら実際に使用された品々を通して、周総理の仕事の作風や生活の細部を垣間見ることができるという。
余国春氏はさらに、周総理が香港、マカオと台湾問題を解決するための貢献に触れ、この展覧会を通して、香港市民、とりわけ香港の若い世代が周総理や前世代のプロレタリア革命家が新中国建設のために払った歴史的貢献を了解し、国家と民族に対する認識を高めることに期待を示している。
展覧会開催時は、「香港学生活動委員会」により選出された１４０名余りの香港の中高生ボランティアおよびガイドが、来場者に広東語で展覧会全般の解説を行なう。
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