23日、鹿港鎮図書館の敷地内に新しく作られた甕壁の装飾。
【新華社彰化4月25日】甕(かめ)壁は中国台湾地区鹿港の古い民家にある特色に富んだ装飾で、空になった紹興酒の甕を壁のように積み上げたものだ。甕で作られた壁は風通しもよく、見た目も美しいため、大家族で裕福な家の象徴でもある。かつて鹿港で見られた特色ある甕壁は今ではあまり見られないが、古い町、鹿港の観光文化が注目されるに伴い、この独特な装飾が再び脚光を浴び、古い町の甕壁に新たな輝きを放っている。(新華社記者/林善伝)