【新華社北京1月25日】世界経済フォーラムの開催地であるスイス・ダボスは1月23日から26日にかけ、再び世界の注目を集める。中国のインターネット通販大手、京東集団(JD)の劉強東董事局主席(会長)は現地時間1月23日正午、上級経営幹部陣を率い、世界大手企業のリーダー数十人を宴会に招待した。
京東集団傘下の金融業者である京東金融の陳生強最高経営責任者(CEO)は宴会で、第1次科学技術革命によって人類は工業時代に入り、第2次科学技術革命によって人類は電気化時代に入り、第3次科学技術革命によって人類は情報時代に入ったと指摘し、到来しつつある第4次科学技術革命は脳の解放を核心としており、人類を『知能時代』に導くとの見方を示した。また、これまでの科学技術革命は西側諸国に端を発したのと違い、第4次科学技術革命では、中国は先進諸国と同じスタートラインに立っており、データや計算力、アルゴリズムなど多くのレベルで先進諸国と肩を並べる発展を実現したと述べた。
陳氏によると、中国の科学技術企業は全世界でデータ実験室やAI(人工知能)研究開発センターを設立しており、京東金融もその一つである。「われわれはシリコンバレーに研究開発センターを設立しているが、将来、欧州やイスラエルに新しい研究開発センターを構える可能性がある。グーグルのような大手も、中国にAI実験室を置いている。技術交流がいま、双方向連動の様相を呈しており、中国の科学技術会社は世界級の科学者を引き付けている」と、陳氏は指摘した。
陳氏はさらに、「国際間の技術交流は世界の技術発展を加速させるエンジンで、人類発展の歴史からみれば、協力は人類のすべての文明成果の前提といえる」と述べた。
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