【新華社北京11月25日】シェアビジネスのバブルは徐々に排除されており、実需があると見られるシェア自転車でさえ、業界内の大変動を経験している。摩拜(モバイル)やofoを除き、進んで手を引いたか、あるいは撤退を余儀なくされた企業は多数あった。このほど、「小藍単車」の突然破綻は業界を驚かせ、市場関係者はほかのシェア自転車運営会社の将来を不安視している。メディアの報道によると、北京にある「小藍単車」の本部はいま、空っぽになった。責任者はサプライヤーに代金を支払っていないことで、取り囲まれて足止めを食った。「小藍単車」が倒れたことはシェア自転車業界の資金調達難をあぶり出している。2017年後半に入り、「悟空単車」や「町町単車」は運営を停止し、「酷騎単車」や「小鳴単車」がなかなか手付金を払い戻さない問題は発覚した。経済参考報が伝えた。
シェア自転車はブームを呼んだ時期があったが、いまは少し閑散としている。大通りで歩いてみると、黄色や橙色、ほかの色のシェア自転車が道路の両側を埋め尽くし、通行人の通路を奪い、バスを緩行させた光景を見かけたのはしばしばだ。正直、シェアをどう捉えるかが大問題だ。都市の管理者にとって、市場容量がどれぐらいあるか、いかにして支持や監督管理を行うかが直視しなければならない問題で、しかも、関連する対応を講じるのは必要である。多くのシェア自転車運営会社が窮境に遭ったか、はなはだしい場合、破綻に追い込まれ、多くの投資家がしり込みしていることから見れば、シェア自転車がいったいどの方向に発展するかが我々の前に立ちはだかる問題となっている。以前から、中国市場で、投資が殺到して間もなく、一斉に撤退するという惨めな教訓は数回あり、しかも、変化のつどは巨大な浪費が伴った。シェア自転車やシェアカーなどにあり得る問題はそれ以上に重大なはずである。従って、都市の管理者はそれを慎み、交通事故多発や投資の一斉撤退を防ぐ必要がある。
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