【新華社マニラ11月15日】中国の李克強国務院総理は現地時間の14日午前、宿泊先のマニラのホテルでオーストラリアのターンブル首相と会見した。
李克強総理は、中国とオーストラリアは、いずれも相手国の発展を重要なチャンスとみなしていると述べ、また両国首相の年度会合などのメカニズムは、中豪関係推進と協力発展に積極的な役割を発揮しており、双方が緊密にコミュニケーションをとって調整を図り、交流と協力を強化し、今回の東アジアサミットの一連の会議が注目した地域協力の問題を共に推進し、地域の平和発展を促進するという積極的なメッセージを共に外部に発することを望むと述べた。
李克強総理は、自由貿易を維持して初めて公平な貿易があると指摘し、また中国はオーストラリアと共に自由貿易を堅持することを基礎とし、自由貿易協定の利益をさらに広め、貿易と投資分野の開放を拡大し、共に貿易がさらに公平で健全になるよう推進し、経済のグローバル化の持続的な発展を促進することを望んでいると指摘した。
オーストラリアのターンブル首相は、豪中関係の発展は強力で、協力の範囲は幅広く、両国はいずれも自由貿易を支持しており、さらに自由貿易協力を強化し、世界の貿易の発展を共に促進するべきだとの考えを示した。オーストラリアは中国が地域の平和発展を促進するために払う努力を評価しており、中国との経済貿易、電子商取引(EC)、法律執行の安全などの分野での協力を強化し、両国関係がますます発展するよう推進したいと述べた。
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