【新華社ロンドン11月15日】今年の「ダブル11」(11月11日の販促イベント)は、中国市場の巨大な消費エネルギーを再び世界に知らしめた。「ダブル11」の発起人であり重要な参加者でもあるアリババグループとアリババグループの金融会社であるバ蟻金融服務集団は、国内業務を急成長させるとともに、世界進出への歩みも速めている。
アリババグループの黄明威副総裁とバ蟻金融服務の彭翼捷副総裁はこのほど、英国オックスフォードで共に新華社記者のインタビューに応じた際、今こそ中国企業が「海外進出」する絶好の時機であり、中国企業は「海外進出」の二重のチャンスを迎えているとの見方を示した。
二人の経営幹部は、技術の側面から見ると、現在は激しい変革の時代であり、この技術変革の中でアリババやバ蟻金融服務を含む多くの中国企業はトップランナーであると考えている。これは中国企業が新市場を開拓する時期にあることを示している。
別の面として、グローバルガバナンスの側面から見た場合、グローバル経済ガバナンス構造には重大な変化が生じており、より普遍的、より多元化、より多くの発展途上経済体が平等に参加する方向へと移行している。この過程で、中国企業の「海外進出」はより心強くなる。
両者はさらに、それぞれのグループの海外進出の道を紹介した。黄明威氏は、アリババのグローバル化戦略はヨーロッパですでに深く推進されていると語った。2015年10月、アリババはロンドンのオフィスをヨーロッパ「戦略センター」へと昇格させ、続く2年のうちにイタリア・ミラノ、フランス・パリ、ドイツ・ミュンヘンなど7つの都市にオフィスを設立した。
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