【新華社北京11月1日】中国外交部の華春瑩報道官は31日、中韓双方は中韓関係などに関する意思疎通をとったことについて、「『THAAD』問題の適切処理と中韓関係発展の障害排除が、双方の共通利益に合致する。中韓双方が共に努力し、二国間関係が正常発展の軌道に戻るよう推進することを希望する。」と述べた。
ある記者は同日の定例記者会見で、中韓双方は二国関係などについて意思疎通をとったとのニュースを読んだ。これは中国側の「THAAD」問題に対するスタンスの変化を意味するのかと質問した。
華春瑩報道官は、「『THAAD』問題に対する中国側の立場は明確で一貫したもので、変化はない。韓国側は、米国のミサイル迎撃システムに参加せず、韓米日安全保障協力を軍事同盟化せず、『THAAD』の追加配備をせず、現在配置済みの『THAAD』システムが中国側の戦略・安全上の利益を損なわないと公に表明したことに留意している。韓国側が言行一致に上述の声明を実行に移し、関連する問題を適切に処理するよう希望する。」と述べた。
華春瑩報道官は次のように述べた。「THAAD」問題の適切処理と中韓関係発展の障害排除が両国の共通の願いであり、双方の共通利益にも合致する。中韓双方が共に努力し、二国間関係が正常発展の軌道に戻るよう推進することを希望する。
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