【新華社北京11月1日】中国の今年1-8月の病院で生まれた子どもの数(出生数)は1162万人で、うち「第二子」が半分以上で、増える傾向が続いている。
中国人口学会が10月30日、北京で開いた「人口発展戦略研究強化、第19回党大会の精神学習座談会」で明らかになったものだ。
国家衛生・計画生育委員会の王培安副主任は「第18回党大会以来、生育政策の調整、完備で、過去40年余り続けてきた人口急増を抑える目標の根本的転換を実現し、人口・計画生育の取り組みは人口の長期的に均衡のとれた発展を促進する新たな段階に入った。」と表明した。
王培安副主任の話によると、第二子まで出産を認める「全面的二人っ子」政策の実施で、2016年、病院での出生数は1846万人に達し、2000年以来最多となった。そのうち「第二子」の割合が2013年以前の30%前後から45%まで増えた。2017年1-8月は病院での出生数は前年同期比2.4%増の1162万人で、増加傾向が続いた。そのうち「第二子」の割合が52%に達し、「全面的二人っ子」政策の積極的効果が徐々に出ている。
「全面的二人っ子」政策で高齢出産が増えたが、妊産婦と乳幼児の死亡率は2015年に比べ下がる傾向が続いている。
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