【新華社武漢11月1日】(記者/黄艶)武漢市の量子暗号通信メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)運営サービスが31日、正式に始動した。これは、中国中部(華中)地域初の量子通信MANである。これにより、武漢市の量子暗号通信MANプロジェクトの第一期建設が完了した。武漢市が正式に量子通信時代に入り、中国の量子通信ネットワークの重要な構成要素となったことを意味する。
同プロジェクトの建設を担当している中国航天科工集団公司第四研究院の伍暁峰副院長は、2017年光谷宇宙飛行・レーザー技術産業国際フォーラムで、武漢市の量子通信MANは多くの「1番」を実現したと述べた。まず、世界で初めて「古典・量子波長多重伝送」技術を採用した商業用量子通信ネットワークであり、華中地域で初めての量子通信MANであり、現時点で国内ユーザーノード数が最も多く、設備規模の最も大きな量子通信MANだ。また、国内で初めて企業が建設と運営を行い、政府がサービスを購入する量子通信ネットワークでもある。
量子通信は次世代のハイテク通信技術として、中国の「第13次五カ年計画(2016-2020年)」期間中の重要な科学技術革新プロジェクトである。近年、国家の量子通信への特別投資と政策支援は、その急速な発展に強いエネルギーを注入しており、量子通信はすでに科学研究段階から商業応用段階へと移行し、応用試行と産業化は急速な発展の傾向を見せている。
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