新華網東京9月22日(記者/華義)中国語・英語、中国語・日本語など様々な言語の翻訳モードから自動で言語を認識し、ボタン一つで翻訳する。さらに、携帯電話やパソコンなどのデバイスにWi-Fiサービスも提供できる。日本の名古屋市でこのほど開催された第16回機械翻訳(MT)サミットで、中国の検索サイトである百度の呉華技術委員会代表が百度の機械翻訳の最新研究成果を紹介し、会場で「百度智能Wi-Fi翻訳機」をデモンストレーションした。
「百度智能Wi-Fi翻訳機」は中国語、英語、日本語など様々な言語に対応している。ユーザーは対話時に翻訳言語の種類を設定して、ボタンを押しながら話すだけで、翻訳機が話している言語を認識し、対応する言語での翻訳結果を自動的に出力する。この翻訳機には、世界80カ国以上のモバイルネットワークのパケットが入っており、電源を入れると自動的に4Gネットワークに接続される。これまでの翻訳機のようにSIMカードを挿入してネット接続する必要はない。
百度はこの機器の名称を発表していないものの、今年10月に中国で発売され、来年春には日本でも販売される見込みだ。
(新華社より)
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