新華網北京9月13日(記者/郭倩)韓国を訪問しているゲアハルト・シュレーダー元ドイツ首相は11日、「慰安婦」被害者を訪問し、自分の生きている間に日本が「慰安婦」強制の歴史を認めることを願うと述べた。
同日午後、シュレーダー元首相は韓国の首都ソウル近郊の「慰安婦」被害者支援施設「共同の家(ナヌムの家)」を訪問し、そこで生活する高齢者たちを慰問した。シュレーダー元首相は、90歳を過ぎた4名の女性と会話し、1人ずつと固い握手を交わし、抱擁した。
シュレーダー元首相は、「日本が、過去の暴力を認める勇気も、戦争の悲惨な被害者たちと対話する勇気も持ち合わせていないことはとても残念だ。」と話した。
シュレーダー元首相はまた、日本が間違いを認め、「慰安婦」を強制したことを謝罪するよう呼びかけた。
シュレーダー元首相は1998年から2005年までドイツの首相を務めた。歴代のドイツ政府首脳がひざまずいたり謝罪したりしたのと同じく、シュレーダー元首相もホロコーストの被害者やその家族に頭を下げ謝罪した。
(新華社より)
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