新華網北京9月12日 国家量子暗号通信「京滬干線」が開通の準備を終えた。これは、我が国が世界で量子科学技術の革新の最高峰を制覇し、「追従者」から「先駆者」への変化を実現したことを意味することになる。「新京報」が伝えた。
このほど、国家量子暗号通信「京滬干線」の技術検証及び応用モデル事業の技術検収審議会が中国科学技術大学で開催された。審議会では、審議専門家チームが技術検収のパスに了承した。これにより、世界初の量子暗号通信基幹ネットワークが中国で開通する条件を備えたことになる。
量子通信はその絶対的な安全性と高い伝送効率を特色とし、次世代の通信・コンピュータ技術を支える研究とみなされている。すでに、世界の物理学研究の前衛、焦点となる分野になっており、米国、欧州、韓国などの国家及び地域がそれに関連する計画を打ち出している。
中国は、世界初の光量子コンピュータを誕生させ、世界初の量子科学実験衛星「墨子号」の打ち上げを成功させたのに続き、量子技術の実用化と産業化の分野で引き続き世界のトップを走っており、量子技術はすでに我が国のハイエンド製造分野の新たな名刺代わりとなっている。
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