新華網杭州9月11日(記者/韓伝号、呉帥帥)魯迅の故郷、古い町の浙江省紹興市にある紹興文理学院に11日、魯迅と夏目漱石の子孫や中日両国の文学研究専門家が集まり、魯迅の文学創作に対する夏目漱石の影響や、夏目漱石と魯迅の東アジア文化圏における影響力などの議題について交流を行った。
紹興文理学院の王建力学長は、魯迅と夏目漱石が中日両国文化(文学)交流の象徴であり、このような中日文化交流フォーラムの開催は、当時魯迅と夏目漱石が互いに会うことはなかったとはいえ、行われた文化交流と対話を引き継ぐものだと述べた。
魯迅の孫で、魯迅文化基金会の秘書長の周令飛氏は、魯迅は早くから夏目漱石の作品を翻訳して中国で紹介し、夏目漱石を高く評価していたとし、「特に不思議なのは、意外にも2人が同じ家に住んだことがあるということです。これは中日両国の文学の密接な関係を象徴しているかのようで、尽きることない想像をかき立てられます。」と述べた。
日本の参議院議員、江田五月氏は紹興で、日中国交正常化45周年に際し、紹興で魯迅と夏目漱石の対話フォーラムが開催されることは、両国間の友好交流に対し記念すべき意味を持っていると述べた。
(新華社より)
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