731部隊(中国軍網より)
NHKが放送した731部隊の暴行を暴露したドキュメンタリーと同じく、「毒ガス島」をテーマにしたこのドキュメンタリーも、過去の歴史について考えるよう多くの人を動かした。
多くのネットユーザーは、日本人がこの歴史を知るべきであり、語り継いでいく義務もあると反応した。
綾瀬はるかさんは、「藤本さんはインタビューの中で、自分が加害者だったことを何度も強調し、戦争の悲劇を繰り返さないために、自分の体験を伝え続けています。
「藤本さんのお話を聞いて、戦争がどんなに怖いものなのか、そして平和のありがたさを改めて感じました。多くの人に藤本さんのお話を聞いて欲しいと思いました。」とコメントしている。
写真はTwitterより
作家の山崎雅弘氏はインターネット上で、「最近放送した731部隊などのような戦争をテーマにしたドキュメンタリーはみな新たな未来に向かうために過去の暗黒の歴史を直視している。しかし、戦前、戦時中の思想を受け継いでいる一部の人たちは依然として、かつて自国を破滅に向かわせた暗黒の歴史に目を向けようとしない。」と発言した。
日本僑報社の段躍中編集長は、日本のメディアがこれらの番組を放送したことは、日本の主流メディアに反戦思想が存在することを示し、また、日本国民の良心に衝撃を与えて、日々の生活の中でより積極的に歴史を振り返るよう促すと同時に、日本の民間の反戦のエネルギーに対しても一種の激励となったと述べた。
ただ、段躍中編集長は、次のようにみなしている。これらの番組の放送により、日本軍の戦争の罪を暴露し、反省することが終わるわけでなく、これはきっかけに過ぎない。人々が番組を見て啓発や感化を受けるなら、より一層歴史を掘り下げ、真実を取り戻せるかもしれない。
(新華社より)
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