駐タイ中国大使館が19日、中国-タイ鉄道協力プロジェクト第一期工事が10月に着工する見込みであることを公告しました。
それによりますと、中国-タイ鉄道協力合同委員会第20回会議が15日から17日にかけてバンコクで開かれ、双方は両国鉄道協力プロジェクト一期目であるバンコク-ナコーンラーチャシーマー区間の設計契約についての交渉を終え、工事監理契約の価格を決定しました。これは、このプロジェクトがタイ政府と議会の認可を受けて以来の重要な一歩となるものです。
中国-タイ鉄道協力プロジェクトは、タイで初めての標準軌による高速鉄道となり、第一期工事は全長253キロ、設計最高時速が250キロとなる予定です。また、第二期工事では、ラオスの首都ヴィエンチャンと河を隔てて隣り合うノーンカーイまで延長されることになっています。
(中国国際放送局)
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