北京市・天津市・河北省のビッグデータ総合試験区建設プランに基づき、18日に北京市・天津市・河北省ビッグデータ共同処理センターが天津経済技術開発区の国家スーパーコンピューター天津センターに開設され稼働した。中国の次世代スパコン「天河3号」の開発投資に合わせ、将来的に北京・天津・河北地区のデータ処理能力はピーク演算性能が1エクサフロップスに達する見込みだ。人民日報海外版が伝えた。
昨年12月、同ビッグデータ共同処理センターは国家スパコン天津センターを土台に、ビッグデータ処理に向けたスパコンとクラウドコンピューティングとの融合による一体化したインフラ設備を重点的に建設した。国家スパコン天津センターの劉光明センター長は、「これは中国で初めてペタフロップス級を達成したスパコン『天河1号』と開発中の次世代スパコン『天河3号』を土台とし、データ処理能力は1エクサフロップスを達成し、E級の演算性能とEB級のデータ管理能力を備えた独自開発のビッグデータ融合革新プラットフォームを構築するものだ」と話す。
(人民網日本語版)
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