新華網北京8月18日 (記者/李稼樹)東京の大型デパートでも、京都のタクシーでも、新たなサービススタイルが日本で広がっている。「話しかけない」接客だ。
日本のニュースサイト「しらべぇ」が16年に行ったアンケートで、「服を買う時、そっとしておいてほしいと感じたことがある」と答えた人が8割を超えた。今年5月、大阪のセレクトショップは「声掛け不要」と書かれたショッピングバッグを導入した。これを持っている客には、店員は声をかけないシステムだ。京都のタクシー会社は、一部車両の助手席のヘッドレストに「サイレンス車両」の表示を行い、目的地の案内や会計時の対応など必要なコミュニケーション以外は乗務員から客に声がけをしないというサービスを始めた。
このようなサービスモデルは日本国内でも話題になっている。NHKは、一部の消費者にとって店員の「熱心な接客」が「買わなければならない」というプレッシャーになっており、「話しかけない」接客は消費者の新たなニーズに適合していると指摘している。一方で、このような態度は日本人の接客サービスから外れているという意見もある。「読売新聞」の記事は、「デパート内である商品を探す際に、店員のサポートがあったほうが確実に効率的だ。アパレルショップでも店内の専門スタイリストのアドバイスは必ず役に立つ」という意見も掲載している。
(新華社より)
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