北京のネットショッピング市場はここ数年で大きく発展し、消費成長の原動力となっています。北京市統計局が1日に発表したデータによりますと、2016年に北京市に所在する「売上高2000万元以上、年末時点の従業員数20人以上の卸売企業」と、「売上高500万元以上、年末時点の従業員数が60人以上の小売企業」のネット上での小売総額は2000億元に上ったということです。ここ5年間の平均成長率は48.9%で、社会消費財小売総額に占める割合は2011年の4%から18.6%に上がったということです。
統計局はまた、「2017年から、北京の消費成長は商品の消費だけでなく、商品とサービスの消費に頼るようになってきている。そのうち、商品の消費は品質重視のハイエンド志向に、サービスの消費は新興分野へとそれぞれ移り変わっていく」と明らかにしました。
2017年上半期に、北京市の消費総額は1兆1183億2000万元に達し、前年同期より9.3%増えました。そのうち、社会消費財小売総額は5257億元、サービス消費額は5926億2000万元で、前年同期よりそれぞれ5.6%と12.7%増えています。
オンラインとオフラインのリンク、消費パターンの変化、ネット消費の急増などが現在の特徴となっています。
(中国国際放送局)
推薦記事: