フランスのBFMテレビのウェブ版が24日に伝えたところによると、最新の研究で、西側諸国の住民のIQがここ15年で低下したことがわかった。つまり、西洋人がここ数年で「バカになった」ということである。
医学専門誌『智慧』の多学科調査研究によると、西洋人の平均IQが引き続き低下したことがわかった。フランスを例に挙げると、1999年から2009年までにフランス人の平均IQは3.8ポイント低下。イギリスは第二次産業革命以降14ポイント低下した。これは不思議な結果である。教育の普及と公共衛生の改善により、前世紀は西側諸国の人たちのIQは持続的に上昇していたのに、現在は低下している。
報道によると、このような状況になったのには複雑な原因がある。まずは社会的要因。良好な教育を受けた知能指数の高い人たちは晩婚、遅い出産または子供を作らない傾向にあり、子供が少ない。これが国民の平均IQに影響した。そのほか、ホルモンの乱れもIQ低下の主な要因の1つである。中でも、微量元素であるヨウ素の不当な摂取は大脳の発達に影響する。化学工業製品もIQ低下、甲状腺システム、大脳の発達を阻害する可能性がある。最後に、麻薬の濫用も西洋人のIQを下げている。大麻消費量が増加し、悪影響が出ているだけでなく、コカインなどの麻薬は悪いものを大脳に蓄積する。麻薬濫用者の平均IQは普通の人より8ポイント低い。
この調査結果を受け、多くのフランス人は民衆や専門家への警鐘だと考えており、科学者たちに「早く方法を見つけないと、世界中の人がバカになる」と助けを求めた。一方、この結果の厳格性と傾向性に疑問を抱く人もおり、「知能指数の高い人とその後世だけが賢いと言いたいのか」、「くだらないテレビ番組を見なければ、フランスの若者のIQは上がるかもしれない」などの声が上がった。
(チャイナネット)
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